カテゴリー「マーケティング」の記事一覧

「新種発見!」というと、なにやら凄いことに聞こえますが、

いや、凄いことなんですけど、

タラバガニ類、4新種発見=ガラパゴス諸島沖からも-英チーム

英サウサンプトン国立海洋学センターの研究チームは5日までに、米国立自然史博物館(ワシントン)の収蔵標本の中から、タラバガニ科の新種を4種も発見し、国際的な動物学誌ズータクサに発表した。
いずれも深海に生息する種で、もともとの採集地はフィリピン沖、ベーリング海、米東海岸のサウスカロライナ州沖、ガラパゴス諸島沖。同諸島周辺にタラバガニ類が生息することが確認されたのはこれが初めてという。

「深海」「エビカニ」「昆虫」この辺のカテゴリは新種がしょっちゅう見つかるので、イキモノに興味を持っている人にとっては、よっぽどアレな生物でなければ

「またか・・・」「ほう・・・」

くらいなもんですな(研究者のみなさん、すまん)

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ところでタラバガニといえば、北の味覚としておなじみですが、


「これでヤドカリのなかま」というのも定番ネタですね。

タラバガニ(鱈場蟹)Paralithodes camtschaticus は、十脚目(エビ目)・異尾下目(ヤドカリ下目)・タラバガニ科に分類される甲殻類の一種。食用に珍重され、分布域の沿岸では重要な水産資源の一つとなる。名前に「カニ」とあるがヤドカリの仲間である。

実は魚の「タイ」なんかも似たようなもんでして、「~ダイ」という魚は多いですが、正味の「鯛」はほとんどいないらしいです。

(たい、タイ)とは、広義にはスズキ目スズキ亜目タイ科の総称、狭義にはタイ科のマダイ Pagrus major を指す。タイ科にはほかに、クロダイキダイチダイ、ヒレコダイ、タイワンダイ、アカレンコなどが含まれる。

さらに広義には、タイ科以外の魚でも、扁平・大型・赤っぽい体色・白身などの特徴を持つ魚には「-ダイ」と和名がついていることが多く、この場合、タイ科とは分類上遠い魚もいる。アマダイキントキダイイシダイなどはタイ科と同じスズキ亜目だが、エボシダイなどはスズキ目の別亜目、キンメダイアコウダイマトウダイなどは目のレベルでちがう魚である。このように和名にタイと名のついた魚は200種以上もいる。

極端な場合には淡水魚で養殖が盛んなティラピアを、その学名ティラピア・ニロチカから「チカ鯛」などと命名したり、「イズミダイ」と称して販売されていたこともあった。こうしたものは「あやかりタイ」などと揶揄される。

もちろんガクモン的な整合性と「食ってうまい」は全然別の話ですので、批判してるわけではありません。

たとえば「ダイオウオナシヤドカリ(※)」とか言われたら食う気になりませんが、「タラバガニ」と言われれば「美味そー!」ですね。

(※言わずもがなですが僕が今テキトーにつけた名前です)

———————–

ことほどさように、水産関係の名前は百花繚乱ですが、いちばん成功した例が


「トロガツオ」

いわゆる戻りガツオのことで、正式な名前ではないですが、とあるスーパーで

「脂の乗りがトロっぽいから」

とこの名前にして以来、ハンパじゃない売れ行きをたたき出し、以後は業界の定番名になったとか。

「プロモーション」「ネーミング」って大事ですな。

またまた、kawaiです。

「女子高生キムチ」などがある「萌え食べ物」シリーズ。
今回は、「牡蠣」みたいです。


いやぁ…僕みたいな草食系男子にはちょっと刺激が強すぎるというか…(笑)思わず、目をそらしてしまいました。

今度は、どアップでどうぞ。どーん!

やりすぎでしょうか?(笑)すいません。

ただ、このような地方の特産物(?)のプロモーションとして、決して”なし”ではないと思うのです。

たとえば、「萌え」を使わないとして、どんなプロモーションがあるか。ひとつは、東京・銀座の「どさんこプラザ」みたいなアンテナショップ展開でしょう。

大都市の人が集まるところにショップを展開し、その地方の特産物や県自体のアピールをする。でも、単に場所を確保したからといって、人は振り向くのか?(北海道に関しては「カニが美味しい」みたいなブランドイメージがあるのでいいのかもしれませんが)何かしら、注目を集めるコンテンツが必要だと思うのです。

逆にいえば、「集客」よりも先に、「注目を集めるコンテンツ」があってもいいのではないか。今回の「牡蠣」がまさにその例です。実はこれは兵庫県産の牡蠣みたいですが、兵庫県のアンテナショップが東京にあったからといって、それだけでは注目されない気がします。

これをアンテナショップに置いて、「実際に見に来てね♪」というメッセージを打ち出してみる。そうすれば、「良質なコンテンツ」が「集客」の役割も果たしているといえるのではないでしょうか?

現状、アンテナショップが「萌え」をどう捉えているのかは不明ですが、ひとつの選択肢にはなるはずです。
(いろんな「萌え食べ物」は、下記をご参照ください)

ちょっと後半はカタイ話になりましたが、大切なことは「人の注目を集める工夫をする」ということに集約されるのではと思います。

とりあえず、次の「萌え」食べ物シリーズに期待です。

※その他の萌え「食べ物」。

「ヒナちゃんの豆乳クッキー」「はるかとかなたの豆乳クッキー」「みぃたんの豆乳クッキー」全3種類を試食レビュー

羽後牛がゴロリと入っている、萌えパッケージの「羽後牛カレー」試食レビュー

萌え米袋にしたら注文が殺到したというあの「あきたこまち」がJAうごから届きました

同人誌即売会「第六回博麗神社例大祭」で販売された萌米「東方あきた小町」、試食レビュー

YouTubeでBlink 182(アメリカのロックバンド)を聴いていると、
このようなバナーが。

「外国人専用アパート」。
よく見るとGoogle AdSenseなんですが。。。

ある意味、新鮮でした。
というのも、今まではこのようなものが多かったからです。

同じく、Blink 182の動画。

「ビデオを見ながら英語のレッスン」。
明らかに日本人向けですよね。

Blink 182の動画を、日本人ファンが観ていると仮定するか、
外国人ファンが観ていると仮定するかで、出す広告も変わっています。

コンテンツにマッチした広告を貼りつける場合は、そのコンテンツが
どんな属性なのか、しっかりと見極める必要があります。

洋楽バンドのプロモーションビデオや曲も、どのような視点で見るのか
によって、いろんな広告の可能性が拡がる。

逆にいえば、そのコンテンツに対する思い込みを、いかに捨てられるか?
だと思います。

マリリン・バーンズの著書「考える練習をしよう」では、
真っ先に、思い込みを捨てることの大切さを説いています。

自分も、思い込みを捨てる努力をしたいと思います。いろんな見方ができること自体を、楽しんでいきたいと思います。

※Google AdSenseに関しては、基本的にページの中のキーワードを拾って、そのページの属性を判断するみたいです。たとえば、「自動車」が多いと車に関することが書かれたページであるみたいな…。ただ、すべてがすべてキーワードのみで判断しているかというと、それはちょっとわかりません。Google AdSenseに関しては、詳しくはコチラをどうぞ!

フルスピード、オフィス用品通信販売のエージェント事業を開始(プレスリリース PDF)

フルスピードは、SEOで有名な企業。もともとシステム会社だったこともあり、独自のSEOノウハウを保有しています。その高い商品力と抜群の営業力により、SEO業界ではトップシェアを誇るほどです。

ただ、インターネット広告市場の成長が鈍化するとともに、SEOサービスだけでは売り上げを維持するのが厳しくなってきました。自社のWEBサイトを持つ企業の多くがSEO対策をすることで、顧客自体のパイに余白がなくなってきたとも言えます。

そこで、収益拡大のために執った戦略が、既存顧客に対して新しい価値を提供するということ。同社の今回の判断は、自社の顧客リソースを最大限に活かしたものだと自分は感じています。

というのも、もともと企業のWEBサイトを管理している部門は、多くが総務部。WEB担当者という名目で、在籍しています。つまり、アスクルのサービスを導入する権限を持っている部署とは、多くがコネクションできているということになります。

営業会社が新しい商材にチャレンジするときは、「一般的に売れそうなもの」という視点で考えがち。とはいえ、「売れるかどうか」は、それを営業するスタッフの志向性や企業の特徴によって異なってきます。今回の戦略が成功かどうかはまだわかりませんが、広告業界の企業が変化する一つの例として、見守っていきたいと思います。

車、欲しい?

痛いニュースでも取り上げられた、この記事。

若者の車離れは「家庭用ゲーム機がいけない」とトヨタ自動車幹部

若者が自動車に興味を持たなくなったという。新車販売は90年をピークに下落基調が続く。オジサン記者の私が若者だった約20年前は「デートカー」というカテゴリーが人気だった。日産シルビア、ホンダプレリュード。トヨタカローラレビンは車両型式から「ハチロク」と呼ばれた。カッコよい愛車に大切な彼女を乗せるため、仕事だって頑張った。私は若者が草食化し、車に関心を持たなくなったことも、少子化の一因だと思っている。

20代半ばの自分としては、異性にアピールするために車が必要だったというのが、正直驚きでした。しかし、今の30~40代の方が20代の頃は、会社に入るとまず車を買うことを目標にする。それから、結婚の相手を探す。というのが、通常の流れだったそうです。

いろいろ意見はあると思いますが、自分の見解としてはこうです。「アイデンティティを主張する際に、価値を感じる対象が変わったこと」が要因ではないのか。

以前の若者も、今の若者も、スタイル(どのように生きるのか?)に対するアイデンティティはあると思います。自分は石原裕次郎のように生きたい、自分はイチローのようになりたい…etc。

そして、以前の若者に関しては、加えてモノに対するアイデンティティが強かったのでは?思います。フェラーリに乗る自分、ロレックスを着ける自分etc…。その昔、「いつかはクラウン」というキャッチコピーがありましたが、背景には、「クラウンに乗る」という社会人のひとつの目標のようなものがあったことを匂わせます。

しかし、今の若者に関しては、モノに対する執着心が希薄になってしまった。特に車がなくても異性にアプローチはできますし、自分のアイデンティティを表現するのに、必ずしもお金は必要ではなくなりました。

(個人的には、大好きなCMです。「モノより思い出」というキャッチコピーが刺さりました。ただ、「別に車がなくても良い思い出は作れるよ!」というあまのじゃくな自分もいたりします(笑))

私は20代半ばなので、どちらかというと後者の価値観に近いです。ただ、上司(40代男性)の話を聞いていると、上司が20代の頃はモノに対する価値観が強かったんだなぁと思う時もあります。

年代差によって生まれる価値観の差異。それを埋めるために、たまには上司と部下と飲みに行くのも悪くないのではないのでしょうか。やはり、経験豊富な人の話は参考になりますし、学べるところもたくさんあります。

トヨタの社内がどうなっているのかわかりませんが、この記事を観たトヨタの若手社員が、「仕方がない!この幹部に今の若者というものを教えてやるか!」と言って飲みに誘う、というシナリオは出来過ぎでしょうか(笑)。社内の環境によって差異はあるかとは思いますが、ちょっと勇気を出せば不可能ではないはずです。

今回の問題の本質は、「若者の価値観が変わったこと」ではなく、「世代間のコミュニケーションが希薄になったことで、価値観の変化に気付かなくなったこと」ではないかと、実は考えていたりします。

以上

週末は、世界のCMフェスティバル@新宿ミラノ座でした。
個人的に気になっていたのは、インタラクティブ広告が普通の画面(テレビCMとして)で流れるとどう見えるのだろう?ということ。WEB上では自分で自由に操れる広告が、タイムラインの決まった映像になるとどうなるのか。2つのWEBムービーを比べてみましょう。

と、その前に本エントリーでの言葉の定義を。

■広告>テレビCM

テレビで放送されるCM。一方的に映像が流れ、視聴側はどんなアクションを起こしても、原則的に広告内容が変わることはない。

■広告>インタラクティブ広告

自分のアクションに対して、目の前の状況が変わっていく広告手法。WEBに多い(マウスの動きに合わせて変化するFLASHムービーなど)。

まずは、カンヌ広告祭2009のフィルム部門ゴールド、「The T-Mobile Dance」。こちら、特に公式サイトとかではなく、YouTubeにアップされた動画です。

会場、大ウケ。わかりすいということもありますが、みんな歓声を上げていました。

次に、カンヌ広告祭2009のフィルム部門グランプリ、「Carousel」。

主催者のプーヴィエさんも「WEBでお見せできないのが残念」と言っていましたが、会場の反応はイマイチでした。YouTubeで観た後に、ぜひ本サイトで体験していただけたらと思います。

http://www.cinema.philips.com/

「Carousel」は、「21:9」のテレビの迫力は「16:9」のテレビと比べてどうなのか?がコアメッセージ。テレビCMでこの動画が流れたのではなく、商品サイトでWEBムービーとして公開されました。ぜひ、「compare」ボタンをクリックして比較してみてください。

こちら、カンヌのフィルム部門でグランプリを受賞していますが、自分でアクションして凄さを体験するというインタラクション性が評価されてのグランプリでした。ちなみに、フィルム部門のグランプリにテレビCM以外の作品(今回はWEBムービー)が輝いたのは史上初めてです。

ただ、テレビCMになってしまうと、どうしても「インタラクティブ」が難しくなります。そのため、テレビCMで「Carousel」を観てもあまり感動が生まれなかった・・・と言えるのかもしれません。こう考えると、CM動画をそのままWEBにアップすることや、逆にWEB動画をそのままCMに使うということが、いかにもったいないか。各メディアに合わせたクリエイティブの調整は、やはり必要であることがわかると思います。

今回のCMフェスティバルで改めて実感したのは、「人を感動させる手段は、もうテレビCMだけじゃない」ということ。インターネットが生まれた頃から言われてきたことですが、それがやっと現実に体験できるレベルにまで浸透してきた気がします。

広告手法としてテレビCMを流すのか、広告手法としてWEBムービーを作るのか、広告手法として映画を制作するのか。そういった意味では、新しい気付きのあったフェスでした。

さて、来年のCMフェスティバルは、どんなラインナップが並ぶのでしょうか。

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