ぼくらの夢のかなえかた:「東京ゲームショー2008」レポート&「市村龍太郎」さんインタビュー
行ってきました「東京ゲームショウ2008」!
昨年は200社を超える企業が参加し、来場者数も19万を超える、過去最大の数字を記録した東京ゲームショウ。今年の「東京ゲームショウ2008」は、昨年を上回る、不景気の風を感じさせないテンションでありました!期間中、ROCKETWORKSは株式会社スクウェア・エニックスのドラゴンクエストシリーズプロデューサー「市村龍太郎」さんにインタビューを行ってきました。
魂のインタビューリレーシリーズ「ぼくらの夢のかなえかた」第1回は、まず東京ゲームショウのリポートともに、市村さんが制作に関わったゲームの最新情報を、「市村龍太郎魂のインタビュー」とともにお送り致します。
東京ゲームショウ2008~キッズコーナーレポート~
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ゲームショウの各ホールの中でも、最も注目すべきは「キッズコーナー」でした。ゲーム好きの若いお父さん、お母さんに見守られながら、元気な声をあげてゲームをプレイする子どもたち。じぶんが幼かった頃、こうだったな。新作ゲームソフト発売日に、家族と一緒にならんだな。これからのゲーム業界を担うであろうキッズのエネルギーが、「いちばんさいしょのじぶん」を思いださせてくれる場所でした。
ドラゴンクエストスペシャルステージ「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード公式大会~決勝戦~」
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ステージ上で新作ゲームの説明をする市村さん

ゲームショウ最高潮の12日日曜日。前日の小学生大会に引き続き、イベントステージでは「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」第3回王者決定戦の親子ペア大会が行われました。優勝はなかむらこうたくん、なかむらみつひろさんの親子ペア!おめでとうございました!

そして、ふたりを祝福しに登場したのは、プロデューサーであり仕掛け人の「市村龍太郎」その人!なんと優勝者ペアには、「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードⅡ」を初プレイできるという嬉しいごほうびもありました。本体のベールが脱がれた瞬間、会場からは一斉に(子どもたちの)黄色い声援が(笑)。仕掛け人、自ら盛り上げます!

「日本ゲーム大賞」~フューチャー賞~授賞式
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「日本ゲーム大賞・フューチャー賞」は全12タイトルが受賞。その1つとして『ドラゴンクエストⅨ』が選ばれました。

イベント会場は、そのまま「日本ゲーム大賞・フューチャー賞」授賞式へと移行。※フューチャー賞は、ゲームショウ期間中の投票によって選ばれた、未発売の「期待の新作タイトル」に与えられる賞です。

そしてまたまたステージに登場は、圧倒的な支持を受けて受賞!「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」プロデューサー「市村龍太郎」その人です!今回復活の「転職」システムや発売日に関しての突っ込みはお約束。
「ドラゴンクエストIXで初登場の職業がでてくるかもしれません」「エンディングの詳細がつい先日決まりました」という会場が期待するコメントを行いつつも、「マルチプレイを実現させる部分に、ものすごい苦労があって、協議に協議を重ねました。時間とエネルギーをかけました。」と、仕事人の一面もチラリ。会場を埋め尽くすファンのみなさんの心に、熱く伝わる授賞式となりました。

■今回、東京ゲームショウ2008を迎えてのお気持ちをお聞かせ下さい。

そうですね、「お客さん」に会いに来たショウですね。やっぱり、雰囲気を掴む、感じるって大事じゃないですか。だから、会場全体を見て周って、あ、お客さんがこういう顔してる、とか、そういう空気を肌で感じられるようにしていますね。

■スクエニブースももちろん、キッズコーナーの子どもたちがスゴいですね。やっぱり「モンスターバトルロードII」「ドラゴンクエストIX」効果ですか。

「バトルロードII」も「ドラゴンクエストIX」もそうですけど、他の会社さんも新しいタイトルを出してきてますしね、年末に向けても「ようしこれからだぞ!」って、そういう雰囲気出てるじゃないですかいつも。ゲームショウは恒例で。それがいいですよね。それを感じに来ています。

■「ようしこれからだぞ!」っていう雰囲気を肌で感じ取るんですね。

そう。木曜日(開催初日)も、「ドラゴンクエストIX」の新しいプロモーション映像を初公開したんですよ。
わーって人がいっぱい集まってくるわけです(笑)。それ、普通はうしろから見ててもいいんですけど、ぼくはもう最初から一番前まで行っちゃって(笑)。係りの人に「ちょっとここから先は入らないでください!」って止められても、「大丈夫です!プロデューサーですから!」ってこれ(ID)見せて、中の、一番前まで行って、逆側向いてお客さんの顔ずっと見てましたからね(笑)。

■一番前で、一人だけお客さんの方向いてるひとがいる(笑)。

そう、お客さんの方向いて、「表情」を見るんですよ。ほら、もちろん、背中からわかる雰囲気っていうのもあるじゃないですか。でもやっぱりぼくは、「前からお客さんの顔」見たいんですよね。お客さんの「お!」とか「あれ?!今の何だ?!」とか、そういう「表情」が見たい。さすがにさっきみたいに本当に声出してくれる人は、なかなかいないんですけど(笑)、でも、恍惚の表情で、ある場面から止まっちゃってくれてる人とか(笑)、どのシーンで、どういう顔をしてくれたか、そこをちゃんと見たいんですよね。

特に「ドラゴンクエストIX」は、情報を今までほとんど表に出してこなかったし、ずいぶんお客さんにも待ってもらっちゃいましたから、「ここだぞ!」「キたぞ!」っていう、そういう『一歩踏み込んだぞ』っていうわくわくした気持ち、それを「お客さんと一緒に感じられる」ことが今回は嬉しいですね。

■最後に、会場に来られなかったお客さん含め、世界中のお客さんへメッセージをおねがいします。

「モンスターバトルロード」は稼動から1年以上がたちました。最終章第8章までで、カード出荷枚数も1億枚を突破したんです。これもたくさんのお客さんが遊んでくれたお陰です。ありがとうございました。「モンスターバトルロードII」は12月から稼動します。今までのカードが使えつつ、新しいシステムもたくさん導入してますから、楽しみにしていてください。

また、「ドラゴンクエストIX」の方は、10月1日、発売時期を2009年3月と発表いたしました。ドラゴンクエストIXは任天堂DSのワイヤレス通信を使って、最大4人でマルチプレイできる、「みんなで遊べる新しいドラゴンクエスト」を目指しています。物語をみんなで共有プレイしてもらうことで、今までにない新しい感動がきっと生まれると思います。任天堂DSとは思えないほどの圧倒的なストーリー量と、やはりとんでもない物量のシステムで遊べるようになってますから、「遊びつくしたい!」というお客さんには、きっとご満足いただける内容になっていると思います。

つい先日、エンディングをどういうふうにしようか、という協議をして、詳細もいよいよ決まってきました。ゲームショウに来て、夜中ホテルでスタッフロール作りましたし(笑)、制作は最終段階に入ってきています。開発佳境で、開発スタッフ全力で完成に向けて頑張って進めております!「新しいドラゴンクエスト」楽しみにお待ちください!

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株式会社スクウェア・エニックス 市村龍太郎さん
株式会社スクウェア・エニックスにて、「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード(業務用カードゲーム機)」などのプロデューサーを務める市村龍太郎さん。プロデューサーとして関わった作品はこれまでに5タイトル、その累計販売本数だけでも600万本を越えるという実績の持ち主です。前作「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君(PS2)」のほか、「剣神ドラゴンクエスト(専用ハード)」や「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔(Wii)」等、従来のRPGの枠にとらわれないアバンギャルドなゲーム創りの姿勢が作品にも表れています。現在は、次回作「ドラゴンクエストIX 星空の守り人(DS)」を制作中。

※ゲームショウで公開された「ドラゴンクエストIX」の映像は10月20日より、「ドラゴンクエストⅨ公式サイト」で配信開始になります。
次回は、いよいよ「ゲームプロデューサー市村龍太郎の闘い」です。今回の短いインタビューではお伝えしきれなかった市村龍太郎の闘い方、仕事の仕方とは? 大きなタイトルを次々と生み出せるその秘密とは? 10月21日アップ予定です。お楽しみに!

[続きを見る] 「ゲームプロデューサー 市村龍太郎の闘い」